私と深海魚と世界と

おいさんが思うこと、感じてきたこと、色々。

この痛みは消えるのか。

こけた。歩いている時に盛大に。こけた時、痛いよりも恥ずかしいが勝つのはなんで。

ああまだ痛い。薄々と分かる。これはあかん方のやつ。病院行かなあかんやつ。

 

こける前に考えてたこと。

これからのこと。今までのこと。この苦しさは一体どこからきてどこへいくのか。なんで生きてんのか。あと、引きこもりになったきっかけについて。

そう、きっかけ。書かないとなぁと思ってずっと考えてたんですが、ないんですよね。きっかけというものが、これといって。

 

私って子供のころから、知り合いやら友だちにプライベートな部分を見られるのが非常に苦手でして。どういうことかというと、例えば家族でご飯に行ったときに知り合いに会うと気まずくなるというあれの酷い版と言ったらわかりやすいでしょうか。会えば「あ、ここ食べにくるんや、よう来るん?」って適当に会話をしたらいいんだろうけど出来ない。同じように知り合いのプライベートな部分を見てしまうのも苦手。見かけたら逃げたくなるしごめんなさいという気持ちになる。だから、外に出るときはいつもコソコソしていた。何に追われてんねんとツッコミを入れたくなるけど、でも本当、苦手だった。今も苦手。流石にコソコソはしないけれど。

 

話は戻って。中学1年生の夏休み。数学の宿題ができなかったんですよね。で、私は変に完璧主義な所もありまして。こう、「宿題ができていないのに学校へ行く。」というのがなんか許せなくて、休んで休んでーってしてたら今度は「学校を休んでる自分。」が許せなくなってしまった。そこから、こんな最低な自分は外に出たらだめだって思考に至ってしまって結局中学2年生まで学校には行けなかった。中学2年生では一転休むことなく通い、中学3年生の夏ごろからまた通えなくなった。で、その状態のまま高校に入学したもののすぐに通わなくなって中退、引きこもりっていう感じ。その根底には「知り合いやら友だちにプライベートな部分を見られるのが非常に苦手」っていうのが絡んでいたように思う。学校に通えていない私のような最低な人間は誰の目にも映ってはならないって考えになってしまったから、誰にも会いたくなくて人の目が怖くて。外に出るのがどんどん怖くなっていった。

今の私からみたら本当、あの頃の自分は甘えすぎてて終わってる。親にも心配沢山かけたな。書いてて嫌になる。きっかけと呼べるようなものはなく、誰にも何も責められていなかったのに自分で自分を追い込んで、って今も昔も変わらんな。

 

痛い。この痛み、消えんの?