私と深海魚と世界と

おいさんが思うこと、感じてきたこと、色々。

まだ早い。

生きる意味ってなんなんやろうなと。ぼーっと考えながら家でゴロゴロしてたらもう午後の6時だ。やばい。でも頭が重くて体が持ち上がらない。

 

生きる意味なんてあんまりないんやろな。ただ、それだと生きていけないから苦し紛れに各々の中で理由を見つけて生きてるんやろう。私もそうやしな。生きていくことに対して何の疑問も抱かずにいる人って一体何人くらいおるんやろうか。それって羨ましいような羨ましくないような、わからん。

 

みんな今この瞬間も私の知らんところで悩んだり苦しんだり悲しんだりしてるんよなと考えると目眩がしてくる。頭と体がずんずん重くなる。沈んでいきそう。起きてられない。自分が苦しい分には若干の耐性があるんやけど、人が苦しんでるのを見聞きするのはなんか耐えられない。ニュースで全く会ったことのない人が亡くなったりっていうのを聞くだけでうって息が詰まるのに。自分の手の届く範囲の人が苦しんでる悲しんでる絶望してるのを目の当たりにするのは、つらい。何も出来ない自分の無力さ加減を思い知る。自分は絶望だろうがなんだろうがなんでもしてええけど、みんなはどうか絶望せんでくれって思う。何言ってんのって笑われてもいい。矛盾しているのも分かってる。でも、本当にそう思うんやからええやろって。

この世界は悲しいことばっかりや、つらいことばっかりや。そんなん知ってる。知ってるけど、たまには良いこともあって心から生きてて良かったなって思える日が来ることも知ってる。だからどうか一人で絶望するのだけはやめてほしい。どうせなら私も呼んでくれよ。一緒に絶望しよう。何年軽い絶望を日々繰り返してると思ってんの、笑けるくらい適任や思うで耐性も少しあるし。あなたの絶望に付随する事柄について私にも考えさせて欲しい。一緒に絶望して考えて足掻きまくって、そしたら苦し紛れでも何かちゃうものが見えてくるかもしれん。そう思わん?

ああほんま。ほんま。

 

あなたの体の全てを絶望で占めてしまうのはまだ早い。