私と深海魚と世界と

おいさんが思うこと、感じてきたこと、色々。

予期せず繋がる。そして結果オーライな話。

ブログのアクセス数を増やすにはどうしたらええのやろうかってことで少し調べてみた。文字数を増やしたりだとか人が興味のある情報について書くとかSEO?がどうやとか書いてた。いやはや全くわからん。こんな小難しいことを考えながら文章書くだなんて私には無理や。ってことで即ページを閉じた。

もっと沢山の人に自分のブログを読んでもらいたいって気持ちはあるのやけど、SEOがどうちゃらの話とはまた違う気がする。

とりあえず、記事をもっと書けばええのやなってことだけ分かったので書く。

書く書く。

 

今日、ひさびさに川上未映子さんのブログを開いてみた。すると「文學界」の3月号に長編小説の前篇が載ってるとの文字が。しかも500枚。うそやろ。「文學界」の発売日を調べてみたら2月7日。今日は2月27日。未映子さんの新作が出ていたというのに今までなにしてたの。知らずに20日も過ごしていたの。殴りたい。この20日間何をしていたのか全く思い出せない。とりあえず家で倒れてる場合じゃない。今すぐ本屋に行かねばってことで車に乗ってぶーんと買いに行ってきた。重たいという意味の分からん理由で購入を渋っていた文藝春秋も同時に購入。芥川賞はなんか読みたいって思う。これがミーハーというやつなんやろか。

 

そして「文学界」3月号。未映子さんの「夏物語」。一気に読んだ。

開始2ページ目にして「巻子」の文字が目に飛び込んできて。これは、未映子さんの別作品、芥川賞受賞作「乳と卵」の世界であることに気づく。予期せぬ芥川賞繋がり。まさか2019年の2月に2008年(正確には2007年12月号の「文學界」)に出版された「乳と卵」の世界に再び触れることが出来るだなんて一体だれが想像したやろう。だれが想像したやろうってなあなあなあ(うるさい)。興奮と感動。これはあれか、もしかして芥川賞の発表に合わせたんか。だとしたらすごい。

「夏物語」では「乳と卵」の中では名前が明かされなかった「わたし」(確か一回作中で夏ちゃんと緑子が呼んでた)の名前が夏目夏子であることが明かされ。「乳と卵」で描かれた巻子と緑子と夏子が過ごす夏の3日間。その3日間で描かれなかった部分(2日目に夏子と緑子が遊園地に行くなど)が「夏物語」では描かれている。なんてこったい。そして夏の3日間から8年後に舞台は移り。巻子48歳、緑子20歳(!)、夏子が38歳になった世界も描かれる。8年後は今の所、夏子メインで描かれている。

一気に読んでしまったけど、この先どうなるの。

 

後編が載っている次号の発売は3月7日。今2月27日。と考えるとすぐ発売日が来そうな気がする。そう考えたら今日気づいて良かったのかもしれない。

こんなそわそわした状態で1ヶ月も待てない。

 

よしよし。なんか知らんけど結果オーライ。