私と深海魚と世界と

おいさんが思うこと、感じてきたこと、色々。

無題。

知らないでいい。

 

あなたがたが好意的に見ているこの皮の下を。心臓が血を吹き出しながら蠢いている様を。喉奥が焼き切れて燃え滓となっている様を。

あなたを欲する心を止められないことを。止められない自分への憎悪を。

この、醜さを。

 

 

誰に知られることもなく。気づかれることもなく。

毎日よさよならと見送って見送ってって。

最後にはあなたがたも同様にさよならと見送るのだ。