私と深海魚と世界と

おいさんが思うこと、感じてきたこと、色々。

戦いに終止符が打たれた日。

来週、何年か振りにスーツを着る機会がある。

 

スーツってことはパンプスを履く必要があるということ。なんてこったい。

 

しかも、今度はいつもより遠い場所に行かないといけないし、一日中パンプスを履かないといけない。前回、足の指がもげるという最悪な事態は辛うじて回避できたものの、このままだと確実に私の足の指が持たない。もげる。

ってなことで、この前新しいパンプスを買いに行ったんだった。

 

お店に入ってしばらくすると店員のお姉さんが声をかけにきてくれた。

私が「スーツでも履ける痛くならないパンプス(痛くならないを特に強調)ってどれですか。」と聞くと、お姉さんはこれですかねって感じで一つのパンプスを持ってきてくれた。流れるようなスムーズさでスッと私にそのパンプスを履かせてくれて店内を歩かせてくれたのやけど、痛くないすごい。パンプスで歩く時に痛みを伴わないことってあるんやという驚き。

話を聞くと、私はいつもギリギリのサイズのパンプスを買うから足が痛くなるのかもしれないということ。更には、足の甲が薄いから途中で引っかからず、どうしても前に重心がいってしまうので指に負担がかかり痛くなってしまうのかもしれないのだそう。そうやったんか。歩いてたらパンプスが脱げて飛んでいく(どういうことやねん)から、いつもサイズギリギリのを買ってた。逆効果感すごい。

よく考えたらそうよな。ギリギリのサイズを履いてて重心が前にいってたら足の指、痛くなるわな。そらもげそうなくらい痛くなるわな。そらそうや。納得。

 

感動と納得のままに私はパンプスを購入。店を後にする時も、もし痛くなったらお店に来てください、いつでもお直しさせて頂きますのでとの心強い言葉をお姉さんにかけて頂く。

なにこの絶対安心感。パンプスのプロやん。

 

兎にも角にも、これで私スーツでも頑張れそう。嬉しい。

お姉さんありがとう。

 

パンプスとの戦いの日々も、とうとう終わりを告げる日が来た。

 

こんな大それたことを書いて痛くなったらどうするのかって。

いや、それはそれで面白いからよし。