私と深海魚と世界と

おいさんが思うこと、感じてきたこと、色々。

私たちが乗っているのはリクガメかゾウガメか。

節分はお好み焼きを食べました。

これ、関西人あるあるだと思う。なんか急にお好み焼き、もしくはたこ焼きが食べたくなるんですよね。多分お好み焼き云々よりも、ソースそのものが食べたいんやろうな。だからお好み焼き。あ、恵方巻きじゃなくて太巻きは食べた。

 

物事を一つの観点だけで捉えたらいけない。

例えば新聞やテレビ。それらの情報が全て正しいとは限らない。「そうじゃないかもしれない」という観念を常に持つことが大事。人のこともそう。人と接する時はその人を信じてよいのか、それとも距離を取るべきなのか、見極めないといけない。

と、定時制に通っている時、モニカさん(仮名)に教わった。

 受け身でそんなことを考えてもみなかった当時の私にとって、モニカさん(仮名)の話は文字通り目から鱗な話で。そこから考え方が大きく変わった。ただ、「見る目」は伴っていなかったので、モニカさん(仮)の横でモニカさんの目や耳を通して物事を見たり考えたりすることによって、自分の視野を徐々に広めていったような。なんかそんな感じ。だからといって今の自分が正しいとは全く思わないし。全てにおいてまだまだ足りないと思うし。もっと成長できたらな。

 

いま「ある」世界が「ない」かもしれない。この目に映るものは実際には全く違うものかもしれない。と、はじめて思った時のことって覚えていますか?

私はすごい覚えてて。それはモニカさんと出会うずっと前。「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」を家で観た時。

あれは借りてきたのか、たまたまテレビで放映されていたものなのか。なんだったのかわからないけど、当時小学生の私はものすごい衝撃を受けた。私の知っているいつもの「うる星やつら」じゃない。ドタバタラブコメディはどこへ行ったの。世界から切り離されるって、自分たちだけ同じ日を繰り返すってなに。怖すぎる。しまいには自分の町が亀に乗ってるって。テレビの前にいる自分のいる世界も実際は全くちがうものなのかもしれない、お父さんもお母さんも本当はいないのかもしれない、という考えが足元からじわじわと立ち上がってきて、恐ろしすぎて亀のシーン以降あんまり覚えていない。それからは「うる星やつら」イコール「怖いもの」に脳内変換されてしまうくらい。私にとってはトラウマに近い「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」。調べてみたらば公開されたのは1984年。監督は押井守さん。す、すごいな。

もう一回ちゃんと観てみたいけどどうしよう。一緒に観てくれる人募集。

 

実はまだ、モニカさんと会えてないんですよね。

いやはや。まだまだわからないことだらけで。なにがわかってないのかもわからなくて。なんなんやろうな。節分の次はひな祭りってことはわかるわかる。